2020.07.21

LGBT診断テスト。今すぐ確認できるチェック項目と特徴とは?

LGBTコラム

LGBT診断の方法とは?今すぐ確認できるチェック項目。

「もしかしたら自分はLGBTかも」「なんだかちょっと気になるけど、どうやって確認したらいいのかな?」「診断の方法はあるの?」など、思っている方も少なくないのではないでしょうか。セクシュアリティは基本的には自認するものですが、自分のセクシュアリティに迷っている方が、その可能性を確認するためのチェック項目をLGBTそれぞれの項目ごとにご紹介します。

1.「レズビアン」の特徴とチェックポイント



LGBTのLである「レズビアン」は、自分の性を女性と自認していて、性的指向が女性に向く女性です。

<チェックポイント>
・「可愛い」「気になる」など、興味を惹く女性がほかの男性と話したり仲良くしたりするのを見るとヤキモチを焼いてしまう
・レズビアンの映画や番組に興味があり、レズビアンの登場人物に感情移入したり、共感しながら見ていたりする。また、こうなりたいなど感じることもある
・自分の恋愛を妄想したときに、男性でなく女性との関係を妄想している
・女性のパートナーとの人生や将来を描ける
・女性との関係性を試してみたくなり、キスをしてみたら胸の高鳴りを感じたり、男性には感じない気持ちになったり、もっとこうしていたいなど思う
・異性に恋をしない自分を責めてしまう

妄想は願望が具体化されたものといいます。女性との恋愛を妄想したり、ふとした瞬間も女性のことを考えているようなら、レズビアンの可能性があるのかもしれませんね。


LGBT診断の方法とは?今すぐ確認できるチェック項目。2

2.「ゲイ」の特徴とチェックポイント



「ゲイ」は、自分を男性と自認していて、性的指向が男性に向く男性です。

<チェックポイント>
・女性に興味がない
・周りの男性同士が話す、「あの子は胸が大きい」などの下ネタに対して興味を持たない
・女性のセクシーな姿や裸をみても興奮しない
・気が付いたら男性を目で追ったり、じっと見つめていたりする
・友達が結婚したと聞いても、あまり喜べず微妙な気持ちになる
・女性がうらやましく思う
・肌のお手入れや髪のケアなど行い、美意識が高い傾向にある
・ファッションやトレンドに敏感
・神経質
・女性らしい仕草や言葉遣いをすることも
・男目線でも女目線でも話を聞くことができる
・同性にを好きになる自分自身を責めてしまう

恋愛対象が男性なので、男同士で女性の体の話などをしていても興味がわかなかったり、無意識に好みの男性を目で追ってしまったり、自分も男性に好かれるようになりたいなど考えたりするのも、ゲイの方にはよくあります。


LGBT診断の方法とは?今すぐ確認できるチェック項目。3

3.「バイセクシャル」の特徴とチェックポイント



「バイセクシャル」は、男性も女性もどちらにも恋愛感情を持ったり、性的欲求を持つ両性愛者のことです。見た目に共通する特徴はありません。
バイセクシャルも自認するものですが、自分はもしかしたらバイセクシャルかな?と思う方はぜひチェックしてみてくださいね。

<チェックポイント>
・先輩や友達などかっこいい人に憧れ、その人のようになりたいというよりは、その人のそばにいたいと思う気持ちが強い
・男性を好きなときは女性の気持ちに、女性を好きなときは男性の気持ちになっている
・同性か異性のどちらが本当に好きになる性別なのかわからない
・同性を好きになってしまったときに、「異性だけを好きでいなければ・・・」と自分を責めてしまう

バイセクシャルの要素は誰にでもあるもの。同性のかっこいい先輩や上司に憧れるなんて経験がある方も少なくないのではないでしょうか。バイセクシャルといっても、「レズビアンよりのバイセクシャル」や、「ゲイよりのバイセクシャル」などさまざまな方がいますよ。


LGBT診断の方法とは?今すぐ確認できるチェック項目。4

4.「トランスジェンダー」の特徴とチェックポイント



「トランスジェンダー」は、一般的に生まれたときの体の性別と、自分で認識している性別が異なる人のことです。トランスジェンダーは病気ではありませんし、性同一性障害とも異なりますよ♪

<チェックポイント>
・生まれたときの性別に違和感がある
・現在の性別は自分の心身になじまないと感じる
・できることなら今とは別の性別になって振る舞いたい
・子供の頃から異性の好きなものや、おもちゃ、服などに興味があり強く惹かれていた

ほかにも、すべての性が恋愛対象になる「パンセクシャル」や、性別に関係なく恋愛感情をもたない、無性愛者の「アセクシュアル」、自分の性を男性でも女性でもないと感じる「Xジェンダー」の方もいるので、上記にあげたチェックポイントに当てはまらなかったり、ほかの違和感を抱いたりする方もいるでしょう。


5.まとめ



あなたは自分の性をどのように認識していましたか?どんな性を好きになる人でしたか?なにか当てはまるものがあった方もいるかもしれません。ただし、「性自認」は今後変わっていくこともあるので、焦って決める必要もないでしょう。また、LGBTは診断して決めるのではなく、自認するものでもあります。あくまでも参考にしていただき、気になることがあるようなら、LGBTの方の支援団体などもあるので、ひとりで悩まずに情報交換や交流を行ってみるのもおすすめです。

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